生徒の夢と志を育み、地域の期待に応える学校を目指して ~New Will Project の推進~

校長 京 久夫    

 皆さん、能代高等学校のホームページにようこそおいでくださいました。
 本校は、大正14年に秋田県立能代中学校として開校しました。以来厳しい時代の流れに翻弄されながらも、充実発展の歴史を積み重ね、昭和28年4月に秋田県立能代高等学校と改称して現在に至っております。今年度は、創立93年目を迎え、この間、校訓である「至誠力行」の教えのもと学業に励み、学舎を巣立った卒業生はその数2万2千名を超え、地域社会を支えるリーダーとして、また国内外、各分野で活躍するなど、これまで多くの有為な人材を社会に送り出してきております。
 また本校の校是は「文武両道」であり、本校で学ぶ生徒たちは部活動にも懸命に取り組んでおります。体育局18、文化局15という部活動の数はそのまま活動の充実ぶりを表しており、部活動の歴史は栄光の軌跡でもあります。全国優勝は体操部、男子バレーボール部、軟式野球部が飾っており、硬式野球部は甲子園出場4回を数えるなど、多くの運動部が全国大会に出場しております。文化局においても弁論部、無線部、放送部、文芸部などは全国大会の常連であり、数多くの入賞を果たしております。このように、各部ともに上位大会での活躍を目指して活動に励み、心と体を鍛え人間形成に努めております。
 さて、本校は今年度新たな挑戦に取り組んでおります。国際化、情報化の急速な進展により社会構造も急速かつ大きく変革している中で、高大接続改革が進められている状況を踏まえ、これまでの「夢と志を育む学校」を目指すWill Projectの精神を受け継ぎながら、New Will Projectを推進することにしました。
 具体的取組としては、昨年度、県教育委員会より「探究活動等実践モデル校事業」の指定を受けたのを一つの契機にして、地域課題解決型の探究活動に取り組み、1年生がグループ探究やフィールドワークを通じて、異なる意見を持つ人と協働して実践的コミュニケーション能力や課題解決能力等の育成を図りました。今年度は、1年生は引き続きグループ探究、2年生は設定したテーマについて個人探究を進めながらインターンシップを通じて実社会と将来目標との関連について考えていきます。また、学力の3要素をバランス良く習得するために、授業時間を50分に改め7時間実施するほか、主体的・対話的で深い学びの視点での授業改善を推進し、生徒に質の高い学びを保証していきます。
 このNew Will Projectを推進するなかで、生徒一人ひとりが高い志を持って学業に励み、自己の進路をたくましく切り拓いていくことを期待しています。本校はこれからも、地域の期待に応え、ふるさとを含めこの社会を支える人材を育成し、地域から愛される能代高校でありたいと願っております。そして、能高生として誇りの持てる学校づくりを進め、創立100周年に向けて新たな伝統と歴史を築いていく所存でおります。  
今後とも、これまで同様のご指導とご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。